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福岡県

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牛乳パックに新たな命を吹き込むご縁をつなぐクリエイター ミルクぱく子

シル

シル

牛乳パックで作りました
素材に命を吹き込むアーティスト

皆さんは飲み終わった牛乳パックどうしていますか?
洗って、干して、開いて乾かして、きっとそのあと古紙回収に出しているのではないかと思います。

福岡を活動拠点としているクリエイター ミルクぱく子さんは、牛乳パックに新たな命を吹き込む活動をしています。
牛乳パックそのままの素材を使いバッグやポーチ、アクセサリーなど創作作品はかなり多く、えっ!牛乳パックでバッグ?と驚かれるかと思います。

回収された牛乳パック1枚1枚を丁寧に開いて洗浄、消毒します。牛乳パックを手間ひまかけて鞣すことで、革のような質感を持った優しい生地に生まれ変わります。
この革のような生地をもとにさまざまな商品へと加工されていきます。
特にアルミが貼り合わせてあるパックはリサイクルもできない素材とのことで、 今までは捨てるしかなかったものが、 ミルクぱく子さんの手にかかるとシルバーの高級な素材に仕上がります。
牛乳パックは撥水加工されているので強い素材で、 ポーチやカードケースなど小物だけでなく、カバンなどにも応用できる凄い素材なんです。

実はこのとき、牛乳パックを使ったジャケット作りにもチャレンジしていました。

捨てられるはずのものに、新たな価値を
ご縁がつなぐ新たな取り組み

本来であれば捨てられるはずのものに、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせる「アップサイクル」。 ミルクぱく子さんは福岡県の福祉施設の方々といっしょに「フクシルシ」というブランドも立ち上げ活動しています。
ミルクぱく子さんのプロデュースのもと「牛乳パック」を素材として、福岡県内の障がい者施設のみなさんが作り手となって商品を生産しています。 「フクシルシ」で製品販売を通じて、持続可能な社会の実現、障がい者の収入向上を目指しており、今後さらに活動が注目されています。

地元メディアで取り上げられる機会も増えると、地元の専門学校香蘭ファッションデザイン専門学校の目にとまり活動の幅が広がるなど、ご縁がミルクぱく子さんをさらに大きくしています。

ミル

ミル

ミルクぱく子さんのご縁と挑戦

牛乳パック小物作家
ミルクぱく子 さん 

ミルクぱく子さんとお話して、柔軟でクリエイティブな発想と気さくなお人柄が垣間見れ、これからのアップサイクルの在り方のヒントをたくさん頂けました。
周りの方とのご縁もつながり、さまざまな想いを受け継いでミルクぱく子さんというアーティストが在ると感じさせられた取材でした。
ユニークなお名前の謎やなぜ牛乳パックを使うに至ったのか。是非最後までご覧ください。

イク

イク

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ミルクぱく子さんの作品はこちらから購入できます。

Creemaミルクぱく子さんの販売中の作品
https://www.creema.jp/creator/167395/item/onsale

今回、新型コロナウイルスの影響で取材できませんでしたが、「フクシルシ」のサイトでも製品を購入することができます。

フクシルシ オフィシャルウェブサイト
https://www.fukushirushi.com/

ホッコリ

ホッコリ

  • [caption id="attachment_527" align="alignnone" width="1000"] 竈門神社[/caption]
    宝満宮竈門神社
    有名すぎる大人気アニメのモデルとなった神社
    実は歴史も古く1300年以上前からあるとか。
    大宰府の鬼門に位置しているそうですよ。お近くにお寄りの際はお立ちよりください。