使う人を想うことから、モノづくりを
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江戸時代において和釘の製造で栄えた燕市で洋食器製造が始まったのは明治後期。以来、燕市は日本における金属洋食器の代表的な町として国内外において広く知られています。
この新潟県燕市で昭和28年に創業したトーダイは、この地で現在創業65年を迎えた老舗洋食器メーカーです。
アメリカ、ヨーロッパ向けの輸出や百貨店向けの卸しから創業した同社は高度経済成長による需要の高まりから昭和46年に製造機能を備えるメーカーとなり、一般向け洋食器に加え、業務用食器の分野に参入します。
日米間における輸出産業の衰退はありながらも、BtoB向けOEM製造にも力を入れていた同社はホテル、レストラン、ゴルフ場などの商業施設、レジャー施設の建設ラッシュと相まって更なる成長を遂げました。またその扱い商品も金属食器のみならず、テーブルウェア全般から店舗資材にまで広がりました。
トーダイは「使う人のニーズを形にする」をモットーとして、様々なアイデアを形にしてきました。
それを支えているのが「多品種少量生産」に対応できる体制です。
輸出向け大量生産全盛期においても「多品種少量生産」を訴え続けた先代の教えを今でも大切にし、現在では海外提携工場との商品開発にも取り組み、食器以外の食品流通向け、外食チェーン向け商材としてPPラタンバスケット(プラスチックで編まれたかご)も日本で初めて生み出しております。
また、2017年3月にはジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2017の「グランプリ 経済産業大臣賞」を受賞しております。
この新潟県燕市で昭和28年に創業したトーダイは、この地で現在創業65年を迎えた老舗洋食器メーカーです。
アメリカ、ヨーロッパ向けの輸出や百貨店向けの卸しから創業した同社は高度経済成長による需要の高まりから昭和46年に製造機能を備えるメーカーとなり、一般向け洋食器に加え、業務用食器の分野に参入します。
日米間における輸出産業の衰退はありながらも、BtoB向けOEM製造にも力を入れていた同社はホテル、レストラン、ゴルフ場などの商業施設、レジャー施設の建設ラッシュと相まって更なる成長を遂げました。またその扱い商品も金属食器のみならず、テーブルウェア全般から店舗資材にまで広がりました。
トーダイは「使う人のニーズを形にする」をモットーとして、様々なアイデアを形にしてきました。
それを支えているのが「多品種少量生産」に対応できる体制です。
輸出向け大量生産全盛期においても「多品種少量生産」を訴え続けた先代の教えを今でも大切にし、現在では海外提携工場との商品開発にも取り組み、食器以外の食品流通向け、外食チェーン向け商材としてPPラタンバスケット(プラスチックで編まれたかご)も日本で初めて生み出しております。
また、2017年3月にはジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2017の「グランプリ 経済産業大臣賞」を受賞しております。
ヒットする商品は、
お客様の「ニーズ」からしか生まれない
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日常において私たちが、ふと目にする商品が、実はトーダイから生まれていたことに今回驚かされました。
その商品の一つが「アルミアイススプーン」です。
今でこそ広く知られるようになったアルミアイスプーンですが、その開発の発端は大手アイスメーカーからの「アイスを食べやすくするためのスプーンが欲しい」という相談でした。
アルミはステンレスに比べ熱伝導性が高いことに着目した森山社長は試行錯誤を繰り返し日本で初めてアルミ製アイススプーンを開発します。その構造は使いやすさ(面取りと言う縁を平らにする加工)食べやすさ(口に入る部分を浅くしている)を表現した構造となっており、アイスの食べやすさを追求した商品となっております。
他にも、ジャパン・ツバメカトラリー・ハウスウェアデザインコンクールを受賞している「クレバートング」もその一つです。
焼肉用のトングの先端がテーブルに直置きになってしまう構造に疑問を抱いた森山社長が考案した「クレバートング」の特徴は以下の3つです。
1. オリジナル形状により自立することで卓上に先端部がつかない特性を持ち、衛生的に使用できる。
2. 先端が薄くなっている為、はがしにくい重なり合った肉やハムなども取りやすい。
3. 箸の様に持って使用する事もでき、繊細な盛り付けなども苦にしない。
これをきっかけに大手外食チェーンからのOEM製造にも結び付き現在、月売2万本のヒット商品となっております。
その商品の一つが「アルミアイススプーン」です。
今でこそ広く知られるようになったアルミアイスプーンですが、その開発の発端は大手アイスメーカーからの「アイスを食べやすくするためのスプーンが欲しい」という相談でした。
アルミはステンレスに比べ熱伝導性が高いことに着目した森山社長は試行錯誤を繰り返し日本で初めてアルミ製アイススプーンを開発します。その構造は使いやすさ(面取りと言う縁を平らにする加工)食べやすさ(口に入る部分を浅くしている)を表現した構造となっており、アイスの食べやすさを追求した商品となっております。
他にも、ジャパン・ツバメカトラリー・ハウスウェアデザインコンクールを受賞している「クレバートング」もその一つです。
焼肉用のトングの先端がテーブルに直置きになってしまう構造に疑問を抱いた森山社長が考案した「クレバートング」の特徴は以下の3つです。
1. オリジナル形状により自立することで卓上に先端部がつかない特性を持ち、衛生的に使用できる。
2. 先端が薄くなっている為、はがしにくい重なり合った肉やハムなども取りやすい。
3. 箸の様に持って使用する事もでき、繊細な盛り付けなども苦にしない。
これをきっかけに大手外食チェーンからのOEM製造にも結び付き現在、月売2万本のヒット商品となっております。
新工場、立ち上げに込めた想い
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2018年に新工場を立ち上げたトーダイ、立ち上げに込めた森山社長の想いは職人減少が加速するなかで今と未来の社員の方々が働く環境を整備することでした。新工場には最新鋭ロボットが導入されており、コバすりを自動で行えます。金属加工における工程は細分化されていますが、特に担い手が少ない工程を自動化することで人材不足のリスクを低減することができます。また社員の方々の負担軽減にもつながります。このような取り組みを一般の方にも認知して頂く目的で見学スペースを設けているのも、トーダイ新工場の特色の一つです。